ミッキーとの毎日

命をつなぐ皮下補液(点滴)

4月下旬、ミッキーが危機的な状況に陥ったとき、動物病院で受けたのが「皮下補液(点滴)」でした。「重度の腎臓病」と告げられ、先生の説明も頭に入らず、ただ涙がこぼれるばかり。あのときの気持ちは、今も忘れられません。

“皮下補液”って何なの?
ネコが腎臓病になると、体内の水分バランスが崩れて脱水しやすくなります。皮下補液は点滴を使って効率的に水分を補給し、脱水を防ぐために行われます。

病院通いについて
それ以来、週に2~3回のペースで病院に通い、皮下補液を受けています。点滴の翌日は食欲が戻ることが多く、ミッキーの元気な姿にホッとする日も。でも数日経つとまた食べなくなってくるので、タイミングを見ながら通院を続けています。

我が家には車がないので、バスと徒歩で片道20分ほど。ミッキーにとっては決して楽なことではありませんが、この1か月で最初の危機を乗り越えられたのは、皮下補液のおかげだと心から感じています。

今は病院で点滴をお願いしていますが、もし通院の負担が大きくなってきたら「自宅での皮下補液」も考えなければいけないのかな、と少しずつ覚悟を決めています。薬を飲ませるだけでもひと苦労なのに、さらに点滴まで…と思うと、気が重い。今までただ可愛がってきた日々がどれだけ幸せだったか、改めて実感しています。

でも、ミッキーが毎日頑張っているから、私たちも負けていられません。
「これからも一緒に頑張ろうね」と声をかけると、ミッキーは「また嫌なことするの?」という迷惑そうな顔で、そそくさと別の部屋へ。

うーん、気持ちだけではなかなか伝わらないけど、それでもミッキーと一緒に、できることを続けていこうと思います。

(点滴の翌日、身体も落ち着いてまったりしています)

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