【マズローの5段階欲求】という言葉、ご存じでしょうか?
私たち人間の欲求は、「お腹がすいた~」「眠たい~」といった基本的なものから、「自分らしく輝いて生きたい!」という自己実現まで、5つの階段を上っていくように満たされていく――そんな心理学の有名な考え方です。

さて、腎臓病と向き合うミッキーにも「5段階欲求」があるのでは?と、ふと思った飼い主。ストレスなく闘病生活を送るために、ミッキーの“しあわせピラミッド”を勝手に考えてみました(笑)。
【マズロー vs ミッキー】5段階欲求の比較
第1段階:生理的欲求
マズロー:食べる、眠る、トイレ
ミッキー:皮下補液、療法食、お昼寝、トイレ
生きるために欠かせない基本セット。特にミッキーの場合、「皮下補液」と「療法食」は、まさに命綱。これによってミッキーはどうにか体調が安定しています。
第2段階:安全欲求
マズロー:危険を避け、身の安全を確保
ミッキー:おうちパトロール、お気に入りの段ボール
毎日「異常なーし!」とおうちを見回り、窓辺でお外チェック。まるで敏腕警備員です。そして一息つく場所といえば…やっぱり段ボール!ここはミッキーが安心できる「秘密基地」。でも、時には急に体調を崩してしまい、段ボールに引きこもることもあります。そんな時、飼い主としては心配でたまりませんが、そっと見守ることしかできません。
第3段階:所属と愛の欲求
マズロー:組織に所属、良好な人間関係
ミッキー:飼い主の足元スリスリ、布団でふみふみ
ミッキーの「足元スリスリ」は、最上級の愛情表現! 特にごはん前は、気合が入ります。そして、布団の上で喉をゴロゴロと鳴らしながらの「ふみふみタイム」は、ミッキーにとっても、飼い主にとっても、かけがえのない幸せなひと時です。
第4段階:承認欲求
マズロー:周囲に認められ、尊重されたい
ミッキー:大好きなおやつ、全力の遊び
大好きなおやつが出てくるまで“不屈の精神”で待ち続けるミッキー。そしてネコ用レーザーポインタを追いかけて「ダッシュ!ジャンプ!壁タッチ!」で大満足。遊び終わった後のドヤ顔は、まさに「やりきった!」の証しです。
第5段階:自己実現欲求
マズロー:自分らしく能力を発揮したい
ミッキー:飼い主からの「なでまくり」「ほめちぎり」
「いい子だねー!」「えらかったねー!」の“なでまくり&ほめちぎり”のお祭り。これがミッキーの“やる気スイッチ”となり、点滴もお薬も頑張れるのです。
…ということで、ミッキーの”5段階欲求”は下のようになりました!

腎臓病というハンディを抱えながらも、ミッキーは今日も自分らしく生きています。飼い主としては、どの段階も、できる限り満たしてあげたい――それが今の願いです。
ー飼い主の私たちー
ここで飼い主の「しあわせピラミッド」も考えてみたら、一番てっぺんの「自己実現」の頂点に、やっぱりミッキーがどっしり座っていました(笑)。
まとめ買いをしたおやつを急に食べなくなっても、高価な療法食を「プィッ」とスルーされても…(涙)。今日もピラミッドのてっぺんにいる、ご機嫌なミッキーを見て「今日も元気に過ごそうね!」と声をかける――それが私たち飼い主の“自己実現”なのかもしれません。
<マズローの”5段階欲求”のその先>
実はマズローさん、晩年には「第5段階:自己実現欲求」のさらに上に「自己超越」という段階があると考えたそうです。
「自己を超えて、他者や社会のために生きる」――
ミッキーに寄り添い、どうすればもっと快適に過ごせるかを探し続ける私たち。ミッキーと過ごす時間や経験を通して、自分たちの人生も豊かに広げていきたい――そんな思いもあります。
ミッキーのことも、それ以外のことも、少しずつ「自己超越」の境地に近づけたらいいな…と、そんなふうに感じています。
(お気に入りのぬいぐるみと一緒にお昼寝のミッキーです)


コメント
まさかのここでマズローの法則が出てくるとは( ゚∀゚ )ビックリ!
この法則に猫が当てはめられたのはミッキーが初めてでは?笑
第5段階の上「自己超越」は初めて知りましたが
このブログもそうであるように、自分自身にできる事で少しでも周りの助けになれば…皆で支え合えると良いなぁと思いました
みやさん、コメントありがとうございます💕
「ミッキーでマズロー」展開、驚いていただけて光栄です✨ミッキーもこの投稿に対しては、まんざらでもなさそうです😄
「自己超越」は以前どこかで聞いて、ずっと心に引っ掛かっていましたのでご紹介させていただきました。
おっしゃるように「自分自身にできる事で少しでも周りの助けになる」、これができれば本当に素敵ですね💐わたしも精進していきたいと思います!