今日もブログを読んでくださり、ありがとうございます。
愛猫ミッキーはスコティッシュフォールドの10歳の男の子。腎臓病ステージ2と肥大型心筋症と向き合っています。ここ1ヶ月はとても体調が安定していたのですが、突然、ミッキーは嘔吐に襲われました。
止まらない嘔吐
ある日の早朝、ミッキーの嘔吐で目が覚めました。嘔吐自体は珍しいことではなく、1〜2週間に1度くらいで起こります。ただ、この日は午前中の間に5回も吐き続け、吐いたものは液体や泡ばかり。ほとんど食事もしていません。
5回目の嘔吐の時、その近くにビニール片が落ちているのを見つけました。もしかしたら、ビニールを飲み込んで吐いてしまったのか?そしてまだ体内にも残っているかも知れない…。「これはただごとではない」と、大急ぎで病院に向かいました。
病院での診察
診察室では、興奮状態のミッキーから2、3発のパンチが繰り出されましたが、持参したタオルを軽く巻いて診察台に乗せると少し落ち着いてくれました。(興奮する猫ちゃんには洗濯ネットも有効と聞きますが、少し抵抗もあり、まだ試していません)
先生はミッキーに聴診器を当てた後、吐き気止めの注射をしてくださり、「このあと嘔吐がおさまり、食欲が戻れば大丈夫」とのことでした。
<ミッキーの病状と注意点>
ミッキーは腎臓病を抱えているため、嘔吐が続くと脱水状態になる危険があります。通常、脱水した猫には皮下補液で水分を補給しますが、ミッキーは肥大型心筋症もあるため、心臓に負担がかかるこの処置ができません。(現に心筋症が判明してからは皮下補液を中止しています)
そのため、脱水はミッキーにとって特に注意すべき点なのです。 嘔吐物の近くにビニールが落ちていたことも伝えましたが、「仮にまだ体内に残っていても、便と一緒に出てくるので大丈夫」と聞いて、少し安心しました。
とにかく、吐き気が止まり、食欲が戻ることを祈りながら病院を後にしました。
帰宅後のミッキーの様子
1日目:引きこもり
病院から戻った後も一度だけ吐きましたが、その後は落ち着きました。しかし、体調が悪いせいか、飼い主とは距離をとり、ケージの中に引きこもって出てきません。そのため、お水やフードをケージの近くに移動させました。幸い、お水は飲んでくれていました。
しばらくは「おうちパトロール」や「レーザーポインター遊びを待つ姿」はなく、飼い主はただ遠くから見守ることしかできませんでした。
3日目:飼い主との距離をキープ
3日目あたりから、食事量は戻りました。深刻な食欲不振にならなかったことに、心から感謝です。しかし、まだ飼い主との距離をキープしたままで、いつものお薬終了後に行う「えらかったね祭り🎶(全身なでまくり&褒めまくり)」も受け入れてくれず、ダッシュでケージに戻ってしまいます。
5日目:ようやく完全復帰
5日目には、ついに完全復帰!引きこもりが解け、足元にスリスリして甘える姿や、元気に遊ぶ様子が見られました。そして『えらかったね祭り🎶』にも嬉しそうに応じてくれて、本当に心からホッとしました。
(ブログの最後に、ミッキーが笑顔で遊ぶ様子を動画にしていますので、よろしければご覧くださいね!)

飼い主の反省
今回の原因は、おそらくミッキーがビニールを飲み込んでしまい、吐き出したものと思います。実は、それには心当たりがありました。
ミッキーの爪とぎ対策のため、家中の壁紙に「はがせるビニールシート」を貼っていたのです。その一部に、はがれかけている部分があり、ミッキーはそこを舐めたり、歯でガジガジしたりして楽しんでいたようでした。その最中に食いちぎって飲み込んでしまったのだろうと推測しています。
早速、はがれかけていたビニールシートを全て撤去。家の中のちょっとしたことも異物の誤飲につながります。飼い主は不注意を反省…。ミッキー、本当にごめんね🙏

飼い主の安堵、「水分補給」の大切さ
今回の「繰り返しの嘔吐」は原因が特定できたため救われました。…というのは、4ヶ月前、ミッキーが腎臓病の診断を受けた頃も嘔吐を繰り返しており、食欲もなく、脱水により毛もガサガサでした。あの頃は本当に暗闇の中にいましたので、今回、腎臓病の悪化が原因ではなかったこと、神様に感謝したい気持ちです。
そして、改めて「水分補給」の重要性を痛感。繰り返しになりますが、ミッキーは脱水してしまっても心臓に負担がかかる皮下補液ができません。
ミッキーの食事はドライフードが中心のため、常に水分不足の危険と隣り合わせです。水分が効率的に取れるウェットフードの中で、喜んで食べられるものはまだ見つかっていません。おやつはウェット系でも「ちゅーるゼリー」と「とろリッチ」だけは食べてくれるんですけどね…悩ましいところです😮💨
改めて「ウェットフード探しの旅」は来週あたりから再開しようと思いますが、いまだ連戦連敗中。ただ、友人から紹介してもらったフードもあり、これから試そうと思いますので、まだまだ希望は捨てていません!😤
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。今回、大事に至らなかったのは皆さまから頂いているエールのおかげです。8月も終わりますが暑い日が続きますので、どうぞご自愛ください。
【動画】戻ってきたミッキーの「3つの笑顔」をご覧ください!www
コメント
病気による嘔吐じゃなくてよかった!
人間のあかちゃんと同じで何を口にするかわからないし、
常に見張ってるわけにいかないから最善の対策をするしかないよね。
ミッキーは今日も元気に遊んでるのかな💛
そらさん、コメントありがとうございます😊
まさかビニールを食いちぎるなんて、、と驚きでしたが、腎臓の悪化ではなかったのでホッとしました🥵
おっしゃる通り、人間の赤ちゃん同様に注意しないといけないですね。しかしミッキーは永遠の赤ちゃん、、でも抱っこは苦手😆
ミッキーはおかげさまで、すっかり元気です👍いつも温かく見守っていただきありがとうございます💞暑い中なので、体調に気をつけてお過ごしください下さいね🌻
ミッキーの笑顔が戻って何よりですね、直ぐビニールの飲み込みに気付かれたのも
普段からの観察力の賜物と思います😊誤飲は心配ですね…
犬の場合歯磨きガムに紐つけておもちゃ代わりにしてたのですが。
最近バラエティ番組で保護猫さんを一時預かりの様子を放映していますが、
運搬時には洗濯ネットを被せてゲージに入れられた猫さんが度々登場します。
不思議に思ってましたが、そのままゲージで運ぶより、ネットが体に密着することで猫は狭い場所にいるように感じることができて安心出来るそう。
勉強になります!
ミッキーの遊ぶ姿、容赦ないパンチ格好良いです♥また楽しみにしています。
コメントありがとうございます😊
おかげさまでミッキーもすっかり元気を取り戻し、笑顔を見せてくれるようになりました✨ 観察力だなんて…実際はビニールを見つけた時は冷や汗でした😅
ワンちゃんの歯磨きガムに紐をつけて遊んだりする工夫、とっても参考になりますね🐶💡 猫とは違う部分もありますが、楽しいアイデアで学びになります!
洗濯ネットのお話も興味深いですね❗やはり“狭い場所に包まれる安心感”があるんですね。次に病院に行く時は、一度チャレンジしてみようかなと思いました👍
ミッキーのパンチ、本当に容赦なしです😆 また遊ぶ姿をお届けできるように頑張りますね!いつも温かい応援ありがとうございます💖