ミッキーとの毎日

悲願のおしっこ採取!ミッキーの採尿ミッション

おしっこは健康のバロメーター。
ミッキーが腎臓病と診断されてから、獣医さんに「尿検査のためにおしっこを採ってきてください」と言われました。

「え、ネコのおしっこって、どうやって採るの!?」

これが、私の正直な気持ちです。しかもミッキーはフードカバー付きトイレ派。おしりはトイレの奥、砂にピタッと座っておしっこをするので、直接キャッチなんて無理ゲーです。

トイレは”システムトイレ”の二層式、下のトレーで尿をキャッチできても、砂を通るので異物混入のリスク大。ここから“採尿ミッション”が始まりました。

【1回目:採尿カップ作戦】
ネットで調べると「お玉でキャッチ」なんて裏ワザが紹介されていましたが、「いやいや、お玉を差し出されて平気なネコがどこの世界にいるのよ…」と絶望。そこで、ヨーグルトパックのフタを“採尿カップ”にして、猫砂に埋めてみました。

結果は…見事にバレて、ミッキーはいつもより前の方でおしっこ。作戦失敗! かしこいミッキーに、華麗に一本取られました。

【2回目:サランラップ(小)作戦】
次は異物感ゼロを狙って、20cm四方のサランラップをミッキーのおしっこポイントにセット。くぼみを作ってスタンバイしましたが、これも巧みに外されてキャッチならず。惜しい!

【3回目:サランラップ(大)作戦…ついにその瞬間が!】
ならば広範囲作戦だ!トイレの半分を覆うサイズでラップを敷き、再びくぼみを作ってスタンバイ。

そして翌朝…。ついにラップの上にお宝発見!

よっしゃー!心の中でガッツポーズ!震える手で慎重に採尿キットに入れ、無事に病院へ持参できました。信じられない達成感に感無量でした。

ミッキーの検査結果について
「尿比重1.026」(※下で説明)でした。抜群に良いわけではないけれど、最悪でもないとの事、なんとかこのラインをキープしていきたいところです。

今回の採尿を通して、尿検査の大切さを身をもって学びました。

ミッキー、協力してくれてありがとう!次回も一緒にがんばろうね!

<※おまけ:「尿比重1.026」の評価について>
「尿比重」とは、おしっこの「濃さ」や「重さ」を示す指標です。猫の健康な尿比重は一般的に1.035以上とされています。1.035を下回る場合、腎臓が尿を十分に濃縮できていない(薄い尿しか作れない)と考えられます。1.020を下回ると、さらに腎機能低下の可能性が高いとされます。

なので、ミッキーの1.026という数値は「抜群に良いわけではないけれど、最悪でもない」という判断だったようです。

(ミッキー、元気な姿が何よりのご褒美だよ…)

コメント

  1. ミキたんなかなかの知恵者w
    1.026から上がっていくといいな。
    寝相かわいい♡

    • ありがとうございます!そう言っていただけると、採尿の苦労も報われます😭 この数値が、ミッキーの健康のバロメーターとして、良い方向へ上がっていってくれることを願うばかりです!