腎臓病ステージ4のミッキーにとって、ほんの些細な変化が、病気の悪化に直結することがあります。今日は、数日前から始まったミッキーの体調不良と現在の状況についてご報告します。結論から言うと、病状はまだ安定せず、気が抜けない日々が続いています。
穏やかな日々からの急変
2ヶ月前の4月下旬、初めて食欲不振の危機を迎え、腎臓病の診断を受けました。しばらく不安定な時期が続きましたが、5月中旬には食欲も戻り、それ以降は驚くほど安定した毎日を過ごしていました。皮下補液とお薬(ラプロス)を続けながら、「このまま穏やかな日々がずっと続きますように…」と心から願っていた矢先のことです。
突然、ミッキーの食欲がぴたりと止まりました。ご飯はいつもの半分も食べなくなり、あんなに好きだった”ちゅーるゼリー”にさえ、顔をそむけてしまいます。
(通院1日目)病院で初めて見せた過呼吸
これはただごとではないと、すぐに病院へ向かいました。しかし、診察室に入ったミッキーは、まるで別のネコのように豹変し、激しく怒り、抵抗します。噛みつきを防ぐためにエリザベスカラーをつけられましたが、血液検査の間もずっと唸り続け、ついには過呼吸に陥り、「ぜーぜー、はーはー」と、全身で息をする状態が続きました。
病院では以前、点滴の練習で興奮したことはありましたが、これほど取り乱したのは初めてです。体のつらさと緊張が、ミッキーの限界を超えてしまったのかもしれません。これまで穏やかだっただけに、私たちはただショックを受けるばかりでした。
この日は血液検査のみで処置は終了。ミッキーの体への負担を最優先し、自宅での皮下補液とお薬(ラプロス)も一旦お休みすることになりました。
帰宅後も続く『激しい呼吸』
家に帰っても、全身で息をする状態(激しい呼吸)は一向に収まりません。翌日になってもその状態は変わらず、「また病院に連れて行くことが、ミッキーにとって更なるストレスになるのでは」と悩みましたが「やはり診てもらうべき」と決意し、翌日、病院へ向かいました。
(通院2日目)肺水腫の発症
通院2日目、腎臓以外の原因を探るため、レントゲンを行いました。ミッキーは再び興奮し、やはり過呼吸を起こしてしまいました。更なる心身への負担が心配です。
検査の結果、肺に水がたまる「肺水腫」を併発していることが判明。放置すれば命に関わる緊急性の高い疾患です。
「肺水腫」は、心臓病(特に猫の場合は肥大型心筋症など)が原因で起こることが多いですが、腎臓病の進行や、皮下補液などで体内の水分が過剰になり、排出しきれない場合にも発症することがあります。
今回のレントゲンでは肺の水が多いため心臓の状態ははっきり見えませんでしたが、まずは肺の水を抜く治療が最優先とのことでした。
ミッキーには5日分の利尿剤を処方され、「効果があれば1〜2日で呼吸が楽になるはず」とのお話でした。
現在、服用を始めて4日が経過していますが、激しい呼吸は少しは楽になったのか?と思っても、「どうか回復してほしい…」という気持ちが先に立ってしまい、冷静な判断ができません。ただ、食欲は少し回復してきました。
今後の予定としては、明日に再度レントゲンで肺と心臓の状態を確認します。
飼い主としてできること
腎臓病ステージ4に加えて肺水腫の発症。正直、不安で胸が張り裂けそうです。ついネガティブなことが頭をよぎりますが、飼い主ふたりは、ミッキーの生命力を信じ、元気になることを諦めるつもりはありません。
パニックになりそうな気持ちを落ち着けて、今はただ、お薬が効いてくれることを祈りながら、ミッキーの呼吸や様子を見守る毎日です。
<あとがき(嬉しかった話!)>
ここで少し、嬉しかったお話をさせてください。
ブログのトップページにあるミッキーの肖像画、お気づきでしょうか? 実はこれ、私の大切な友人が、ミッキーのために描いてくれたものです。以前の職場の同僚で、システムエンジニアでもある彼女。仕事もできて絵の才能まであるなんて、本当に素敵な方です。彼女の優しい気持ちに、心から感謝しています。
そして、このブログを読み、遠くからミッキーを応援してくださっている皆さまにも、改めて御礼を申し上げます。皆さまの温かいお気持ちが、私たちの大きな支えです。いつも本当にありがとうございます。

コメント
ミッキーも今しんどさと闘ってるね!
でも食欲がちょっとでも出てきたことが希望やよ。
ミッキーがイラストになってると思ったらそういうことね(^_-)-☆
温かみがあって素敵なイラスト💛
お気持ち伝わってくるなあ~
そらさん、コメントありがとうございます✨
ミッキーのことを気にかけてくださり、本当に心強いです。食欲が少しでも戻ってきたことを一緒に喜んでいただけて、とても励まされました💐
ミッキーのイラストも褒めていただき、描いてくれた画伯の友人にも伝えたいと思います!温かく気持ちのこもったイラストが、私たちにとっても大きな支えになっています💪
引き続き見守っていただけたら嬉しいです。本当にありがとうございます💕
病院を嫌がるミッキーに負担をかけたくない気持ち と 不調の原因をみつけて取り除いてあげたい気持ち
ミッキーのことが大切だからこそ悩むけど、どっちが正解なんてないし、ミッキーは二人の気持ちわかってくれると思う。
でも少し食欲が戻ってよかった、、
ミッキーの肖像画すごいすてき!プロですやん🩷🩷
こりんさん、温かいコメントありがとうございます😄そう言っていただけると私たちも救われます😭
ミッキーは病気の発症前はモリモリ食べる子だったので、”食べられるようになること”が何よりも嬉しいと思います✨🌷出来るだけその状態を維持できるよう、これからも飼い主にできることをやっていきます。
肖像画、ステキですよね!ありがとうございます。画伯に伝えておきまーす!👍