ミッキーとの毎日

止まらない体重減少 〜動物病院での『皮下補液と食事』の学び〜

いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。

愛猫ミッキーはスコティッシュフォールドの11歳、男の子です。腎臓病と心臓病(肥大型心筋症)を抱えながら、毎日4錠のお薬を頑張って飲んでいます。

前回の通院で「腎臓病ステージ4」が判明してから約2週間。今回は、飼い主が感じていた不安や悩み、そして病院で得た「皮下補液と食事」に関する学びをお伝えします。

この経験が同じように猫ちゃんをケアしている方にとって、少しでも参考になれば嬉しく思います。

2週間分の不安とミッキーの現状

✳️食事とカロリー摂取の壁
ミッキーの食事量はなかなか思うように増えてくれません。おうちで皮下補液を始めましたが、一時的に食欲が出る日があっても、平均すると以前の7割ほどのカロリー摂取にとどまっています。  

最大の不安はやはり「体重減少」。この1ヶ月ほどで体重が400g減りました。最近はウェットフードしか食べなくなり、水分は摂れていますが、摂取カロリーが大きく減ってしまいました。

✳️短期間で減少した体重
振り返ると、4月の腎臓病の発症時、前年の5.5kgから4.0kgまで落ちてしまいましたが、その後半年かけて4.7kgまでコツコツ回復させたのが、今は4.3kgに…。この急な変化に胸が締めつけられる思いです。

✳️おうち皮下補液の継続とジレンマ
おうちでの皮下補液は「週2回・100cc」を目標にしていますが、途中でミッキーが動いてしまい、全量入れられない日が続きました。

先生から「食欲が安定しないときは週3回にしても良い」と言われていたため、補液量が少なかった週は3回実施しましたが、それでも「これで正しいのかな…」という迷いが消えません。  

…というのは、腎臓病にとって皮下補液による水分コントロールはとても大切ですが、やりすぎると心臓に負担がかかり「肺水腫」のリスクが高まります。腎臓と心臓のバランスをどう取るか、毎回悩みながら続けてきました。  

この不安を解消するため、2週間ぶりに病院へ行き、先生から新しいアドバイスと安心をもらうことができました。

先生からの重要な学び(3つのルール)

先生との綿密な会話で、私たちは以下の3つの大切な学びを得ました。

✅ 皮下補液の「連日調整」ルール
基本は「1回100ccを週2回」。ただし全量入らなくても問題なく、「入らなかった分は翌日に実施し、2〜3日続いたら1日休む」という柔軟な調整が良いとのこと。  

この具体的な目安をいただいたことで、日々の判断に自信が持てました。  

また、補液時間を短縮するために「加圧バッグ」の使用も検討しています。これは皮下補液の袋に圧をかけることによって投入スピードを加速させる便利グッズです。

以前はメモリが見づらく使用を控えていましたが、補液時間が半分くらいで済むため、ミッキーの負担を軽減するためにも再挑戦するつもりです。

✅ 肺水腫リスクの正しい理解
皮下補液での水分過多は肺水腫のリスクを高めますが、「1回の量が多少多くても、連日でなければすぐに肺水腫になることはない」と先生から説明を受けました。  

この言葉で過度な心配が和らぎました。連日になった場合は適度なお休みを入れることの大切さを再確認しました。

食事の考え方(体重減少への対応)

「ウェットフードだけで大丈夫でしょうか?」という相談に対して、先生は「食べられるものを優先してOK。ウェットでもしっかり食べていれば体重は戻る」と力強く言ってくださいました。  

ミッキーが好んでいる「ピュリナワン・チキン&フィッシュ(パウチタイプ)」は、現在1日2袋程度。今後は「1日3袋以上」を目標に、摂取量を丁寧に見守っていきます。  

診察を通して、「これでいいんだ」と思える安心感を得られたことが、何よりの収穫でした。先生への感謝で胸がいっぱいです。

その後、皮下補液を100cc実施していただいて病院を後にしました。

ちなみにミッキーは今日、「ブチギレ」はなく冷静にふるまってくれました(笑)。診察の直前まで外で待っていたのが良かったのだと思います。もちろんキャリーの中に入っていましたが、外の空気も気持ちよく、待ち時間をのんびり過ごせました。

ホッと一息、元気なミッキー

飼い主の心配をよそに、ミッキーは元気に過ごしています。最近のお気に入りは「浴室の前」。入れない場所だと分かっているのに、ドアの前で座り込み、高い声で「にゃーにゃー(あけてー!)」と主張します。  

そんな姿に思わず笑顔がこぼれます。この小さな抵抗に「ミッキー、今日も元気に過ごしてくれてありがとう」と心の中でつぶやいています。

これからも続く闘病生活

体調の良い日も悪い日も、ミッキーとの時間はすべてが大切で、かけがえのない日々です。  

今回得た学びを活かし、ミッキーの頑張りを「当たり前」と思わず、これからも全力で寄り添い続けます。  

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。皆さまからの応援が、私たち飼い主の大きな力になっています。  今後もミッキーの様子を発信していきますので、温かく見守っていただけると嬉しいです。

【ショート動画】掃除機大好き!キャットタワーでご満悦💕 

 ミッキーはコロコロが大好きですが、実は掃除機も大好きです。

飼い主が掃除機をかけ始めると、キャットタワーに登り、ワクワクしながら待っています。そんなミッキーのクスッと笑える様子を動画にしましたので、よろしければご覧ください。

過去の動画もよろしければご覧ください🎵 → 動画ギャラリーを開く

インスタのお知らせ

インスタの方もかわいいミッキーの姿をちょこちょこと発信させて頂いています。よろしければ覗いてみてくださいね。

コメント

  1. 心配はありますが少しずつ少しずつでも食べてくれてますね
    皆で応援してるで、ミッキー(ΦωΦ)

    袋の中に入って遊んだり、掃除機浴びてる顔のスリスリ顔やちらりと見えた隠れんぼとかなんてミッキーの可愛さが爆発〜
    (*´ω`*)(*´∀`*)(*´艸`*)キャ

    • みやさん、いつも心強い応援をありがとうございます!😊 本当に少しずつですが、ごはんを食べてくれるだけで毎日ホッとしています。ミッキーが頑張ってくれているのも、みやさんをはじめ皆さんの応援のおかげだと感じています🌟 袋あそびや掃除機のスリスリ、隠れんぼのシーンまで楽しんでいただけてとても嬉しいです💕ミッキーの元気な日常をお伝えできているなら、飼い主としても幸せです(´ω`) 本当にありがとうございました❣️

  2. いろいろと気になること、不安なことがお医者さんに確認できて、助言がもらえて、心の支えになるね。
    食べる量が減ってるのは心配だけど、最初のときの具合が悪いときとは違って、お茶目な様子が見られるから、ミッキーが「大丈夫だよー!」って言ってくれてるのかな☺️
    掃除機好きなの笑えるよねー。うちも大好き❤️

    • マロンさん、優しいコメントをありがとうございます!🌟 本当に、お医者さんからの具体的なアドバイスは心の支えになりました。心配は尽きませんが、ミッキーの元気な姿を見ると、こちらが励ましてもらっている気持ちになります☺️ マロンさんちのワンちゃんも以前に掃除機が好きと言ってましたね!想像するだけで笑ってしまいますが、また可愛いエピソード、教えていただけたら嬉しいです❤️いつも見守っていただいてありがとうございます!🥰