ミッキーとの毎日

下痢と食欲不振から一週間 〜ミッキーのためにできること〜

いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。

愛猫ミッキーはスコティッシュフォールドの11歳、男の子です。腎臓病と心臓病(肥大型心筋症)を抱えながら、毎日4錠のお薬を頑張って飲んでいます。

下痢と食欲不振から一週間

前回のブログでご報告しましたが、ミッキーが下痢と食欲不振で受診し、整腸剤を処方されてから一週間が経過しました。残念ながら、この一週間でミッキーの状況は大きく変わっていません。

わずかな食事量、続く下痢。私たち飼い主ができることは、毎日のおうちでの皮下補液(点滴)、お薬の服用、そして2〜3時間おきに少しでも食事をしてもらうよう促すこと。このルーティンを、不安を抱えながらも続けています。

抱っこで感じる切なさ

体調の低迷とともに、ミッキーの体重は急激に減少してしまいました。

10月上旬には4.7kgあった体重が、この2ヶ月足らずで3.8kgまで落ちてしまったのです。あっという間に1kg近くも軽くなってしまった現実…抱っこをすると、あまりの軽さに本当に胸が締め付けられる気持ちになります。

再びの受診と「カロリー摂取」の課題

整腸剤を飲みきったため、再び病院へ行ってきました。先生はさらに5日分の整腸剤を処方してくださいました。

そして、最も大きな課題である食事量の低下について、先生からは「なるべく高カロリーの食事をさせてください」と具体的なアドバイスがあり、腎臓病の療法食でありながら、シリンジ(針のない注射器)でも与えやすい液状のフードをサンプルで頂きました。

しかし、ここで新たな不安が生まれます。ミッキーにとって今必要なことは「カロリー摂取」であることは間違いない事実です。しかし、シリンジでの食事をミッキーが受け入れてくれるだろうか?…もし無理強いしてしまったら、今わずかながら食べてくれているウェットフードまで拒否するようになってしまうのではないだろうか?

このジレンマに、心が揺れています。しかし、この課題を乗り越えることが、ミッキーの病状安定への鍵だと信じ、先生と相談しながら最善の方法を模索していきます。

強まる警戒心、でもミッキーのためにできること

ミッキーは毎日の皮下補液(点滴)が始まってから、私たち飼い主に対して徐々に警戒心を強めています。

点滴の針による痛みはないはずですが、数分間じっとさせられる時間、その間ずっとミッキーの顔をナデナデしているとは言え、「嫌な時間」になってしまっているようです。

警戒心の高まりからか、最近のミッキーの居場所は、クローゼットの奥の隅っこになってしまいました。あまりに出てこない時は、「ミッキー、ごめんね」と謝りながら抱っこで外に出し、お薬や皮下補液を行っています。

ミッキーのためにやっている一つ一つが、ミッキーの心を傷つけ、引きこもらせてしまっているように思えて、本当に落ち込みそうになります。

それでも、「ミッキーが少しでも楽に、穏やかに過ごせるように…」と、やれることを続けるしかありません。

「これは、ミッキーを苦しめるためじゃないよ」と、言葉にできない思いを込めて、今日もミッキーの顔や背中にそっと触れて、柔らかく温かな体温を感じます。

穏やかな日常のしあわせ

このような葛藤の日々ですが、ミッキーがふと見せる穏やかな顔や喉のゴロゴロ音…。時には「え!?」と二度見したくなるような、クスッと笑ってしまう幸せな時間があります。

上の挿絵(右側)のように、窓枠にピタッとおでこをつけて寝ている姿はミッキーの小さい頃からの「クセ強め (笑)」のお気に入りの体勢です。

…腎臓病と心臓病を抱えながら、毎日を懸命に生きているミッキー。

どうか、これ以上食事量が落ちませんように。そして、以前のようにたくさん食べられる日がきますように。

応援してくださる皆様、いつもありがとうございます。ミッキーと私たち飼い主の闘いは続きますが、引き続き見守っていただけると嬉しいです。

【ショート動画】ミッキーの食事タイム、その一口が明日への活力

ミッキーのお気に入りウェットフードは「ピュリナワン・チキン&フィッシュ 11歳以上」です。少ないながらも、美味しそうに食べてくれる姿を見ると、本当に嬉しいです。最近のミッキーの食事の様子をご覧ください♪

過去の動画もよろしければご覧ください🎵 → 動画ギャラリーを開く

コメント

  1. ミッキーちゃんの体重減はとても心配ですね😟
    少しでも食べている姿が見れたのは希望があると思えて良かったです😊

    ところで飼い主さんお二人はちゃんと食べていますか😯
    そちらの方も、食べている姿はいりませんが、どうなのかなと心配になりますね😟
    いま夕飯の支度中で、おでん🍢を煮込んでいますが、食べますか?

    あっ、ハンペンやチクワが膨張してダシがあふれて、鍋から4cm以上はみ出ています…特にハンペンはすべて鍋からはみ出して蒸気で膨張を続けていて味がしみこむようには見えません…食べますか?

    • フクさん、あたたかいコメントありがとうございます😊 ミッキーの体重減少、気にかけてくださって心強いです。それでも、「少しでも食べてくれた」その瞬間が、今の私たちにとって本当に大きな希望になっています🌟 そして飼い主の心配までありがとうございます!私たちも、なんとかご飯は食べています😅 おでん🍢のお話、楽しい描写で笑わせてもらえて、とても救われました。これからも、ミッキーのことを一緒に見守っていただけたら嬉しいです。

      • 追伸
        おでんがテーマではないのに恐縮ですが…
        ハンペンは、近所に暮らしている義弟の好みで、私や妹には馴染みが無く、ここ20年くらいおでん🍢の時だけ思い出して入れているのですが、いま調べると煮込み上がる直前に入れたり、または食べる時に入れて熱いダシをかけるようです。
        なんだか違和感はあったのですが、大根やジャガイモと一緒のタイミングで入れてました。20年以上も…

        そして妹が仕事の帰りにウチに寄ってよろこんで持って帰りましたが、その義弟がいまインフルエンザAだということをすっかり忘れていました。義弟がよろこんで食べてくれている顔が思い浮かびません。

        • おでん追伸のお話までありがとうございます。20年越しのハンペン事件(?)に驚きつつ、義弟さんが早く元気になって、おでんをおいしく食べられますようにと願っています。

  2. ミッキーの食欲が戻らず、体重が減少して、抱っこして小さくなったことを実感してしまうのは不安に押しつぶされそうになるね。警戒心を強めるミッキーになんとか良い方向に向かってほしくて、葛藤する飼い主さんの姿を想像して、切なくなります。
    なんとかなんとか、食欲持ち直してほしい。
    飼い主さんの足に自分の足を引っ掛けて、「行ったらあかーん!」とか言ってるのかな😁窓枠に顔ペタもかわいいー!ほんと癒されるねー✨

    • マロンさん、今回もあたたかいコメント、本当にありがとうございます🥹ミッキーを抱っこしたときに感じる「小ささ」の不安を一緒に受けとめてくださって、そのお気持ちにじんわりしました。「なんとかなんとか食欲持ち直してほしい」という言葉に、また前を向く力をもらいました。

      ミッキーの足ひっかけ…「行ったらあかーん!」と言ってるように思って見ると、ますます温かい気持ちになりますね😄 窓枠にお顔ペタの姿は、この11年間、大きな癒やしになっています。これからも一緒に見守っていただけたらうれしいです💕