ミッキーとの毎日

数値よりも大切な「温もり」の話 〜「手皿食堂」の心理戦はじまる!〜

皆さま、いつも愛猫ミッキーを応援してくださりありがとうございます。 

ミッキーは11歳のスコティッシュフォールド、男の子です。腎臓病ステージ4と心臓病(肥大型心筋症)を抱えながら、日々懸命に生きています。

12月下旬、極度の貧血と低カリウム血症で頭も上げられなくなった危機的な状態だったミッキーは、奇跡のように回復してくれました。その影には、飼い主の「手のひら」からご飯を食べる「手皿給餌(きゅうじ)」がありました。

動物病院での「温かい判断」

1月中旬、その後の経過を確認するための血液検査を予定していました。前回の「貧血」と「カリウム」の厳しい数値…少しでも良くなっていることを確認したくて、「新たな数値」を求めて病院へ向かいました。

診察室で、まずは最近の状況を説明。そして先生はミッキーのお口の中の「貧血の度合い」をチェック、そして一言。

「今日は……血液検査はやめておきましょう」

思わず驚きましたが、先生は穏やかにこう続けました。

「ここまでしっかり食べられていて、見た目もこれだけ元気そうです。無理に針を刺して負担をかける必要はありません」

その言葉を聞いた瞬間、胸の奥にじんわりと温かいものが広がりました。「データの安心」ではなく、「命に寄り添う判断」。先生の一言が、その違いを教えてくれたのです。どんな良好な数値にも勝る、心強い“温もりの判断”でした。

今回の診察を経て、新しい治療方針が決まりました。

(治療方針)
✅おうち皮下補液(点滴)は「1日おきに1回70cc〜100cc」とする
(今までの「2日して1日休む」からの変更)
✅お薬(腎臓病・心臓病)は継続

(「貧血とカリウム値」の推移は最後の【追記】で詳しくお伝えしています)

数値より確かな「ミッキーの変化」

先生が「検査不要」と判断した根拠。それは、確かな「ミッキーの変化」でした。

以前はクローゼットに引きこもりがちでしたが、最近は飼い主がいるリビングでくつろぐ時間が増えました。毛にはツヤが戻り、顔もふさふさ、目に力が宿っています。

「この2週間、ミッキーは良くなっていると感じてきた直感は、間違っていなかったんだ……」

先生の目から見てもミッキーは元気になっている。血液検査の数字以上に、私たち飼い主に自信を与えてくれました。

「手皿食堂」…それは愛と知恵の心理戦!

この回復を支えてきたのは、この2週間の「手皿食堂」です。1日5〜6回、1回につき30分〜1時間。キャットタワーの上でも紙袋の中でも…手のひらを通じてミッキーと向き合う、とても濃密な時間です。

それは、ミッキーと飼い主の「心理戦」でもあります(笑)。

「今日の食欲は抜群!」という日もあれば、「なんだか進まないな……」という日もあります。もう少し食べて欲しい時、あの手この手でミッキーを誘います

<もう少し食べてほしい…秘密の裏ワザ>

  • 「鼻先ペロリ作戦」
    フードを鼻先や口元にちょんとつけ、反射的に「ぺろっ」と舐めさせます。猫の習性を巧みに利用した作戦です。
  • 指先を舐める「箸休め作戦」
    指先にフードをうすーく伸ばして、「食べる」ではなく「舐める」。これで食べるハードルを下げてあげます。言ってみれば「箸休め」作戦です。

それでも、ミッキーがこれ以上に食べることができなくなると、顔をそむけてピタッと動きが止まります。それ以上は無理強いせず、試合終了

手のひらからダイレクトに伝わってくる、ミッキーの食欲と体温。 時間はかかりますが、この「ひと口、ひと舐め」の積み重ねが、今のミッキーの元気を作っています。

「体重減少ストップ」…今ここにある幸せ

体重は10月の4.7kgから3.6kgまで大きく減少し、まだ増量には至っていません。 でも、今は「減少がストップした」という事実を大切にしたいと思います。

目の前でご機嫌にゴロゴロと喉をならし、フミフミをしてくれる。その穏やかな時間が、今の私たちにとっての大切な宝ものです。

これからもミッキーとの“心理戦”を、愛情たっぷりに続けていきます。明日もまた、『手皿食堂』元気に開店です!(笑)

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

【動画】フミフミ職人、さぁ、お仕事です!

今のミッキーの穏やかな時間を動画にしました。一緒にこの時間を楽しんでいただけると嬉しいです。⬇️ ⬇️ ⬇️ 下の動画をクリックしてご視聴ください(※音楽が流れます)

過去の動画もよろしければご覧ください🎵 → 動画ギャラリーを開く

【追記】「貧血・カリウム」の推移と詳細情報

今回のブログでお伝えした通り、最新の血液検査は見送りとなりましたが、参考までに数値の推移を記録として残しておきます。

少し専門的な内容ですが、すべの項目が基準値よりも大きく下回っていました。ミッキーがどれほど頑張ってくれたのかを感じていただけたら嬉しいです。

項目12/18
(危機的状態)
12/26
 (前回)
参考基準値
HCT
(ヘマトクリット値)
15.9 %19.4 %30.0 〜 45.0 %
RBC
(赤血球数)
3.423.815.00 〜 10.00
K
(カリウム)
2.5 mEq/l3.2 mEq/l (L)3.4 〜 4.6 mEq/l

※12/18の診察時に、貧血改善のための「増血剤」を注射しています。

■ 項目についての簡単な解説

・HCT(ヘマトクリット値)
血液中に占める赤血球の割合のことです。12/18時点では基準値を大きく下回る極度の貧血状態でしたが、増血剤の助けと、手皿食堂での栄養補給によって、12/26には改善の兆しが見られました。

・RBC(赤血球数)
酸素を運ぶ赤血球の数です。HCTと同様、全身に酸素を届ける力がどれくらいあるかを示す指標となります。

・K(カリウム)
神経や筋肉の働きを調節する電解質です。これが低すぎると筋肉に力が入らなくなり、ミッキーが頭を上げられなくなった主な原因でもありました。

前回(2回目)の検査では、数値の上でもとても小さな、でも確かな回復の兆しがありました。 今回の診察で検査が必要なかったのは、この時の改善が、今のミッキーのしっかりとした足取りや毛艶に繋がっているからなのだと、改めて感じています。

コメント

  1. 数値ではなく今のミッキーの姿に目を向けてくれる先生の判断にこっちまでじんわりした。
    体重減少が止まったことも大きな前進💛愛情いっぱい出前食堂のおかげやね!
    「へい!おまち」「待ってたで~😸」って店主と常連客の微笑ましい会話が聞こえてきそうやわ。

    猫のフミフミ初めて見た。飼い主を信頼して甘えてる証拠らしいね。
    たしかに毛艶もふんわりしてきてて安心したよ☆

    • そらさん、今回も温かいコメントありがとうございます🌸おっしゃる通り、先生の判断には本当に“じんわり”…ですね😊「手皿食堂」も毎日フル稼働ですよ。常連客ミッキーは日によってご機嫌が違いますが、まさに「待ってたで~😸」って顔をしてくれる時があるんですよ😸

      そらさんは「フミフミ」初めてですか? 私もミッキーを迎えて初めて見たんですけど、あの小さな手の動きに毎回癒されています。毛艶も少しずつ戻ってきて、本当に“今の一日”を大事に過ごせている気がします。いつも見守ってくださって本当にありがとうございます💛

  2. こんばんは
    ミッキーのフミフミ…健気な姿…
    比べて私は食べてはグダりと…通院している先生からはさすがにダイエットしましょうか。
    腰痛は体重増加も要因ですと言われてしまいました(´;ω;`)

    動くのしんどーいはただのわがままなのでミッキー見習ってコツコツと頑張ろうと思います!
    フミフミしたり紙袋ペロペロしたりミッキーには本当に癒されて…可愛いですね、いつもありがとうございます♪

    • みやさん、こんばんは🌙温かいコメントありがとうございます❤️腰痛、大丈夫でしょうか…?寒い時期は体もこわばりますし、色々なことを頑張りすぎてしまっているのかも知れませんね…どうぞお身体を大切にして下さいね🍀 ミッキーのフミフミや紙袋ペロペロは思わず笑顔になってしまいます(笑)。おかげで私たちも日々を頑張ろうと思えます。いつも優しい言葉をありがとうございます🌟

  3. ミッキー頑張ってる〜✨
    引きこもりも卒業して、飼い主さんを安心させてあげれてほんとに偉い子🐾

    そして動物病院の先生のお心遣いも嬉しいね☺️素敵な先生に出会えてよかった〜🌿

    寒い日が続くけど、ミッキーのまわりはいつもポカポカ小春日和だわあ🐓✨2026年も可愛い姿をいっぱいみせてね🐈🩷

    • こりんさん、あたたかいコメントありがとうございます🌷ミッキーの「引きこもり卒業」…実はコンディションによってはクローゼットに戻ってしまう日もありますが、それでもリビングに居てくれると、ほんとに嬉しくて、まさに “小春日和の猫時間” です☺️

      動物病院の先生のご判断、ミッキーの体調だけでなく、気持ちまで見てくださって、本当に感謝です🍀寒い日が続きますが、こりんさんのコメントで私までポカポカになりました☀️2026年も一緒にミッキーを見守ってくださると嬉しいです💗