このブログでは、11歳でお空に旅立った愛猫ミッキーとの暮らしと、闘病に寄り添う日々のケアの記録を綴っています。「かけがえのない時間」…ミッキーが残してくれた体験談を心を込めてお届けしています。ご意見やご連絡は、お問い合わせフォームからお願いいたします。
愛猫ミッキーについて

スコティッシュフォールドの11歳の男の子(2014.10.16 – 2026.3.1)。
クリーム色のしま模様に、ピンと立った「立ち耳」がチャームポイント。性格はとても穏やかで、甘えん坊な男の子でした。
「腎臓病ステージ4」と「肥大型心筋症」という大きな病を抱えながらも、最期まで『小さな勇者』として懸命に、そして心穏やかに11年の生涯を全うしました。
私たち飼い主について
夫と私、そしてミッキーの3人で歩んできました。
ミッキーと共に歩んだ11年と、全力で向き合った10ヶ月間の記憶は、私たちにとって何にも代えがたい宝物です。彼が教えてくれた「命の尊さ」や「幸せの形」を、これからも大切に守り続けていきたいと思っています。
ミッキーの闘いと詳細データ(数値推移)
ミッキーの10ヶ月の闘病の軌跡、そして、体重とクレアチニン値のグラフを掲載させていただきます。大きな病気を2つも抱えながら、適切なケアと皆様の応援のおかげで、これだけの時間を穏やかに積み重ねることができました。この数値はあくまでミッキーのケースですが、猫をお世話されている方々へのご参考になれば幸いです。
10ヶ月の闘病の軌跡
【図1】ミッキーの病状の変化(2025.04 – 2026.02)

1. 数値推移グラフ(クレアチニン × 体重)
【図2】クレアチニン値と体重の推移(2025.03 – 2026.02)

✳️ クレアチニン値(左:青色)
数値に一喜一憂する日々でしたが、点滴やお薬、食事療法を組み合わせながら、ミッキーにとって最善のコントロールを模索し続けました。
2025年4月、腎臓病が発覚した段階で5.0mgを超えていましたが、その後は減少して安定を維持、ふたたび5.0mgを超えてからは徐々に上昇。最後は8.1mgまで上昇しましたが、ミッキーは本当に最後まで、静かに、そして力強く頑張ってくれました。
✳️ 体重(右:オレンジ)
体重の維持は「生きる力」の維持でもありました。
2025年4月に4.0kgまで減少した後、食欲の増加とともに4.7kgまで戻し、非常に体調が安定していました。(グラフにはありませんが、1年前は5.5kgだったため1年間で1.5kgの減少)
しかし、10月ごろからはクレアチニンの上昇に比例するように食欲も減退していき、体重が減少していきました。最後は3.3kgまで減少した頃は、1日100kcal食べられるかどうか…という状況でした。それでも、一口食べてくれるだけで、私たち飼い主にとっては大きな希望でした。
2. 月別データ・メモ一覧
グラフの背景にある、具体的なケアやミッキーの様子を一覧にまとめます。項目によっては検査をしていないものもありますが、ご参考になれば幸いです。
【表1】月別検査数値および体調・ケアの記録一覧

✅ お薬は「ラプロス(=腎臓のお薬)」「dsピモハート(=心臓病のお薬)」となります。
✅ 皮下補液とは、腎臓病の猫に対して水分コントロールのために行う点滴です。
✅ 体重は、1年前の2024年1月は5.5kgでした。(その頃は年に一度の健康診断のみで体重測定)
✅ お薬や皮下補液は主治医の指示のもとで実施していました。
心のケア…日々を支えた心のふれあい
上にあったグラフや表にある数値や処置は、ミッキーと一緒に頑張った証です。私たちが特に大切にしていた「心のケア」についても少し触れさせてください。
🍀「えらかったね祭り」の開催
毎日のお薬は、ミッキーにとっても負担だったはずです。だからこそ、お薬が終わった後は、全身を “これでもか!” というほどナデナデしながら「えらかったね!」「かしこいね!」と褒めちぎる「えらかったね祭り」を恒例にしていました。
🍀 点滴中の声かけ
苦手な皮下補液(点滴)の間は、ずっとそばで「ミッキー頑張って!」「大丈夫だよ、すぐ終わるからね」と声をかけ続けました。…それは飼い主の不安な気持ちを隠して、ミッキーに安心を届ける時間でもありました。
🍀「手皿食堂」での心の対話
2025年12月に食欲不振から低カリウム血症を患った際、お皿のご飯を食べるのが難しくなりました。そこで始めたのが、私の手のひらにごはんを乗せて食べてもらう「手皿食堂」です。
旅立つその日まで続いた「手皿食堂」。一口、また一口と懸命に食べてくれる姿は、私たち飼い主にとって何よりの希望でした。
ミッキーが目の前で一生懸命に頑張る姿を見せてくれたからこそ、私たちも最後まで迷わず寄り添い続けることができたのだと感じています。
そしてお空に旅立った今、心も体も軽やかに、楽しい日々を過ごしながら私たちを見守ってくれていると信じています。

